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コンセンサスの重要性

こんにちは。
6月中旬にも関わらず、今年は雨が少ないですね。
関西ではまだ梅雨入りもしていないようです!

私は、子供の頃に梅雨と雨を好きになろうと決心して以来、
世間的には鬱陶しい季節かもしれませんが、
そんなに嫌いではなかったりします。
気圧が不安定だと、体調も崩しやすいので、無理せず過ごしたいですね。^^

さて、本日は稽古の予定だったのですが、千里山にて事件があったため
いつも使用させて頂いている公民館が休館となってしまい、
敢え無く自宅待機することになりました。

しかし、時間を有効に利用するために、団員でグループ通話を行い、
コンセンサスを実施しました。

コンセンサスというのは、脚本に書いていない部分を
共演者・演出で話し合いながら埋めていく作業になります。

脚本には、台詞と物語が既に記されていますが、
それ以外の部分(物語の世界観や解釈、キャラクターの脚本に書かれていない人生)については、空白のまま残されています。

例えば、王様になりたい男が実権を握り恐怖政治を行っている というシーンがある時、
その男は何歳でいつから実権を握ったのか?
どうやってトップに上り詰めたのか?
支配している地域の大きさや特性は? など、色々な状況設定が必要になります。
演者は、脚本に記された内容や情報から脱線しないように気を付けながら、
この空白部分を考え、試行錯誤しながら、キャラクターやシーンを作っていきます。

空白部分を埋める「正解」があるわけではないので、
演者ごとに色々な設定を考え付くことになります。
このままでは、皆がバラバラの設定で演じることになり、
お客さんに一つの物語を届けることができません。
劇団として演者それぞれが考えた内容をすり合わせて、
全員のキャラクターを生かすことができるようするために話し合うのがコンセンサスです。

ちなみに、コンセンサスは演者・演出間だけではなく、
役者とキャラクター間でも行うものではないかと思っています。
役者はキャラクターと同じ性格ではないので、
言いにくい台詞や理解しづらいリアクションが恐らく存在します。
その時に、キャラクターと役者が(心の中で)対話をして、
よくわからない部分を解釈していく作業も、コンセンサス(合意)の1つではないかと思います。

要するに、キャラクターと物語が生き生きと動くために、
役者とキャラクターの摩擦を限りなく減らすこと、
キャラクターが生きている世界をリアルに想像できるように事前に準備することを可能にするのがコンセンサスであり、演じるうえで必要不可欠な作業です。
わからないことがあったら、周りや演出に確認しながら進めてみるといいかもしれません♪


本日のテーマトークはSHREK!に登場するFairy tale creauresの一人、Pinocchioです。
ディズニー映画にもなった有名な作品ですが、原作はイタリアの童話です。
原作よりもディズニーのほうが、SHREK!に登場するPinocchioに近いので、
ディズニー版のあらすじを簡単にご紹介致します。

おもちゃ職人のゼペットおじさんは、自身が作った操り人形Pinocchioが、
「自分の子供になりますように」と星に願ったところ、
青の妖精が現れてPinocchioに生命を授けました。
青の妖精は、一部始終を見ていたコオロギに良心役を任命し、
Pinocchioに「良い子になれば人間になれる」と言って去ります。

翌朝目を覚ましたゼペットおじさんは大喜び。
Pinocchioを学校へ行かせますが、世間知らずのPinocchioはキツネに騙されて
人形小屋に売り飛ばされてしまいます。
その後青の妖精の力を得て、人形小屋から逃げ出したPinocchioですが、
家に帰る途中で「喜びの島」へ行こうと再びキツネに誘われて連れていかれます。
「喜びの島」は非行が許される島で、
そこで過ごすうちにPinocchioは悪いことは楽しいことと認識してしまいます。
しかし、実は「喜びの島」は子供をロバに変えて売り飛ばすための場所であることを知った
クリケットは、Pinocchioと一緒に危機一髪、島を脱出します。

家に戻った2人は、ゼペットおじさんがPinocchioを探して海へ行き、クジラに飲み込まれてしまったことを知ります。
ゼペットおじさんを救出するためにPinocchioとクリケットは海へ向かい、
無事にゼペットおじさんの救出に成功します。

Pinocchioの勇気ある行動を称えた青の妖精は、Pinocchioを人間の男の子の姿に変えました。

ディズニー映画のラストで人間の男の子になることができたPinocchio。
SHREK!のPinocchioは、人間になれるのでしょうか?
それぞれのキャラクターの背負う物語とリアルの葛藤に着目して観て頂けると、面白いかもしれません。

まだまだ予約受付中です!
良ければ是非、足を運んで頂ければと思います。

お知らせ!
7/7 第10回劇団主催公演
「SHREK!」
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