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WICKED!トリビア⑥~魔法の呪文~

急に「夏日」と言われるくらい、日中の気温が上がってきましたね…。
ゴールデンウィーク直前の日曜日、21日は、本公演「WICKED!」に向けた最後の稽古でした。

午前中にシーンの詰めや確認をした後、午後から通し稽古を行いました。
ここまで来ると、シーンの練習も、役者同士の空気感を合わせたり、間やタイミングを確認したりと、最終調整を行うのみになります。こういう練習をしていると、本当に、劇をつくるって、チームワークだよなぁ、と実感します。

思えば、劇に携わる前は、舞台に立つことって、個々人のパフォーマンスを見せる=個人競技みたいなもの?と、漠然とイメージしてた時もありましたが…
役を通して作品を表現するためには、それぞれがジグソーパズルのピースとなって、一枚の絵を完成させることが一番の目的なんだな、と思うようになりました。

みんなで一つの絵を作るために、役者ひとりひとりが、自分の色や形のピースを活かしながら、お互いにぴったりはまる形を模索することが私にとっての劇の醍醐味だなぁと、本番を前にしてしみじみ感じました。
今回の公演、WICKED!は、昨秋の再演ですが、試行錯誤を重ねた分、きっと、更に楽しんでいただける仕上がりになっていると思います。目いっぱい、それぞれのキャラクターを表現して、一人でも多くのお客様に作品の良さを味わってもらえるように全力投球します!


さて、今回のWICKEDペディアでは…作中に登場する魔法をご紹介します!

この作中では、呪文はほぼすべて、台詞ではなく曲に乗せた歌詞になっているのですが、
作詞作曲を手掛けたStephen Schwarts(ステファン・シュワルツ)は、ラテン語やドイツ語、ギリシャ語、イタリア語などを参考に、
「言語学をかじっている人なら何となく意味が分かりそうな、どこにも存在しない言語」を呪文として作ったそうです。

「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J.K.ローリングや、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」の原作者J.R.R.トールキンも色々な言語を参考にしたようですが、呪文や架空の言語を描くには、色々な言語の知識が大切なのですね。

さて、本作では、魔法を使う際、たいてい、杖か呪文の書が使われていますが、複雑な魔法は呪文の書「Grimmerie(グリムリー)」を読むことでかけられます。
作中で「変化のレシピ本」と紹介されるとおり、魔法は「ゼロから何かを生み出す」というよりは、「すでにあるものに変化を起こす」性質を持っています。…かつて西洋で研究された「錬金術」にちょっと近い気もしますね。

そしてもう一つ、グリムリーに関して、大事なこと…
この本は特別な文字で書かれているため、魔法の才能のある一部の人間しか読むことができません。
誰が読めるのか、読めるようになるのか、をほんの少し意識しながら物語を追ってもらえると、何か発見が、あるかも……?しれません。
色々な角度から楽しめる作品ですので、ぜひ、お楽しみに!


WICKED!公演が終わると同時に、7月の公演SHREK!に向けて新たに走り出します。
アンサンブルさんも、まだまだ募集中ですよ!↓↓

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7/7 第10回劇団主催公演
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