91歳のおじいちゃんが主演!紙芝居劇団

大阪府には


N区というところがあります


一言で言うと、昭和30年代そのもの


映画にもなった西岸良平のマンガ


「3丁目の夕日」のような風景が残る街


自販機の缶ジュースが50円


カレーも2~300円


物価の安さに目を疑います


しかし、同時に


名前を言ってはいけないあの人!的に


あまりよいイメージの無い街でして


それこそ、その名前を言おうものなら


ああ、あそこかぁ


みたいなイメージの街です




ところで、そんな街も、今では福祉の街


町おこしが、少しずつ少しずつ盛んになってきていて


道をあるけば、車椅子を押すヘルパーさんに沢山出会います


そんな街の一角にあるプレハブ小屋


正確には、S線上にある掘っ立て小屋に


街の老人が集まる場所があります


なんとそこは、紙芝居サークルの本拠地!


しかもなめちゃいけない


過去にはロンドン公演の経験もあるらしい!


最近いろいろあって、そこの方々と少し関わりがあり


先日、そのプレハブ小屋にお邪魔しました


去る26日に公演があったのですが


私がお邪魔した日は、ちょうどリハーサルの真っ最中でした


紙芝居といえば、


絵やセリフの書いた紙を


一枚一枚くりながら読むお芝居で


自転車のおじさんが公園にやってきて


駄菓子を売って買ってくれた子どもに読む、てイメージとかが


って


ま、ちょっと古いイメージですが、あり


ますよね…(無理矢理)


ところで


そこの紙芝居は非常に変わっていて


面白いのですが


紙芝居がなんと!


3D紙芝居!!!


つまり


紙芝居を読みながら


歌って踊って演技をする人がいるんです!


衣装と小道具は自分の手作り
歌も作る人がいる
演奏も生演奏


見ながら気付きましたが、


おじいちゃんおばあちゃんで構成されているので


紙芝居の紙は


いわゆる私たち英語劇でいう


字幕


的な役割りでした


(何人か総入れ歯なので)


こないだお邪魔した時は


「桃太郎」に取り組んでおられ


しかも!


91歳のおじいちゃんが


主演の桃太郎を演じていました!


台本を読みながら身体をはった演技をされてて


あのガチさは素晴らしいなと…


身体をフルフルさせながらも


剣は振るし、きびだんごはあげるし(笑)


台本見ながらの練習でしたが


気迫が素晴らしかったです




認知症や、いうことを聞かない身体でも


少ない体力を全て使い


冷めることを知らない熱さ


練習とて手を抜かないガチな感じ


ストイックな皆さんの勢いと楽しむ心に


本当にハッとしました




後日、参加者でサル役の80代のおじいさんが


「わしゃ、家族も身寄りもないし、病気も持って自由がきかんが、ここの仲間が大好き。人生楽しまな損やし、残り少ない人生いつ死んでもええように、楽しく明るく生きてるねん」


と笑顔で話していました


28日にアダムス・ストーク症候群の疑いで入院されてしまいましたが…




現実はいろいろあるが、それでもまっすぐに夢を追う、


夢がある人はいいなと思いました


好きな名言に

Reality can destroy the dream; why shouldn't the dream destroy the reality?

George Moore

現実は夢を壊すことがある。だったら夢が現実をぶち壊したっていいではないか?

ジョージ・ムーア


というものがありますが


そういうことを、エンターテイメントで追求していけたらと思うような思わないような


というより


エンターテイメントというものに


この名言のような可能性を見いだしているのかもしれない


といった方が近いような?!








言語力不足により


腐らせてしまいましたが


いろいろ考え感じさせられました




明日も稽古であります




うっとおしい天気が続きますが


皆様どうかお身体をお大事にー


脱水症状に特に注意です
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稽古場日誌 と テーマトーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/07/02 03:01
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