【特集】 アドラーからヒッピー、そして現在でも追求されている自己のあり方!

いつの時代も
ヒントは一つ。


自他を切り離し
全てと共存する


ことにあると言われています。


9/23 & 9/24
第8回公演 HAIR!

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英語 演劇 大阪







1960年代のあれこれ!
ヒッピーたちのあれこれ!


本日のテーマは

・ヒッピーって何?どういう考えを持った人たち?

です。



個人的には全く
興味が持てないのですが


最近
電車内の広告を見ていて

自己啓発本のタイトルを
よく目にする気がします。

先日
某書店に行った時。

自己啓発本コーナーの
雑誌コーナーに劣らない

立ち読み率の高さと
年齢層の幅の広さに

ついついついつい
目が行ってしまいました。


ところでその時
書店に並ぶ本を
通りすがりに見て

「アドラー心理学」

という言葉が
比較的目についた
ふとそんな気がしました。


アドラーの心理学が
もてはやされるのは
一体なぜだろう。。。


アドラー心理学とは
記憶上のざっくりした
説明ではありますが

人は共同体の中にある
という感覚を持ちながら
自己と他人を切り離し
考えるという心理学です。
(…確か)

以前(今も?)
ブームになった
「嫌われる勇気」
という本。

どうやらこれも
アドラー心理学の
一種のようでした。



今回の公演に出てくる
ヒッピーたちの思想も

ヒッピーコミューン(共同体)
の中で生活をしながらも

「自分は自分・他人は他人」
「互いを受け入れる」


というまさに
アドラー心理学の
言葉を変えただけのような
価値観があります。


19世紀の終わり~
20世紀初頭にかけて
アドラーが提唱した
個人心理学
(individual psychology)

20世紀中盤にあたる
60年代のヒッピーたちが
理想としてきた思想。

そして21世紀の今
自己啓発の一つとして
人々を魅了する
「自分らしく生きる」
というキーワード。

社会という
輪の中で生きながら
自己をどう確立させ
よりよく生きるか。

人類の悩みは
いつの時代も
さほど変わらないのかも
と思わせる何かが
あるような
気がしないでしょうか。




ところで本日は

1960年代に
「自己の確立」を
テーマに

ヒッピーたちを魅了した
重要な人物がいるので
本日はご紹介します。


ハーバード大学の
心理学講師をしていた
ティモシー・リアリー

行動心理学を研究し
大学のホープであった彼は

ある日
ネイティヴ・アメリカンに
”聖なる茸”
=マジック・マッシュルーム
をもらい

その時の体験から
自己開発のツールとしての
ドラッグの研究に没頭し
大学を追われたという
経歴の持ち主でした。

LSDの有用性について
研究にも没頭し続け

自己を覚醒させるには
LSDの力が有用だ!
みたいなことを
真剣に言っちゃったりして

LSDを世に広めた
第一人者と言っても
過言ではないかなという
人物のようです。

そんな彼の
提唱していた考えは

Turn on, Tune in, Drop out

でした。


さてここで
少し考えてみて下さい。


皆さんなら
この暗号のような
言葉の意味を
どのように
解釈しますか?


言葉の意味を
説明すると

Turn on
スイッチを入れる
内面を刺激する
性的に興奮する

Tune in
波長を合わせる
同調する

Drop out
脱落する
落ちこぼれる
離脱する










1960年代
ヒッピーの若者たちは
恐らく
こう捉えたようです。


ヨガや瞑想
ドラッグや性的快楽で
自己を刺激(覚醒)し

自分を取り囲む
環境と調和し

社会に背を向け
落ちこぼれよ


と。


その結果
自己の覚醒を目的に
ドラッグや
性的快楽を使い
社会の枠から
ドロップアウト。

快楽の依存性から
抜けることが出来ず

ドラッグの違法化と
戦争の終焉と共に
ヒッピーたちの
ムーブメントは
終わりました。




しかし
リアリーに言わせると
本当の意味は
こうでした。

Turn on
内なる自分を
見つめ

Tune in
自己/周囲と
調和し

Drop out
自己を
確立せよ
(自分という殻から出なさい、の意)




つまり
彼が本当に
言いたかったことは

自分という存在や自分というものに気付き、気付いた自分と、自分の周囲を取り囲む環境を受け入れ、その上で自己を確立せよ

ということ
だったんですね。



気付いた自分を
否定せず

周りのことも
否定せず

ただ互いに
共存するだけ

鈴と小鳥と
それから私

みんなちがって
みんないい

ではないですが


「ありの~ままの~自分になる~の~」

とか

「NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」

とかが
数年前に流行ったのも
納得できるような
そんな気がします。


皆そうあって欲しいと
理想では思っていても

人類の歴史レベルに
なかなか難しいこと
なのかもしれないですね。


今回の作品
"HAIR!"の中でも
彼の提唱した考えを
どう捉えているかが
キャラクターによって
違います。

それでも
ヒッピーたちが
追い求め

今もなお
探し求められている

自分らしく
よりよく生きる


という
不変のテーマは

老若男女問わず
訴えてくるものが
あるかもしれません。


次回は
HAIR!という作品を
見てみたい
気になるなという
皆様向けに

観賞前までに
知っておくと便利な
キーワードを
ご紹介させて頂きます!



【特集】テーマトーク内容はこちら

・ヒッピーって何?どういう考えを持った人たち?
①ヒッピーって何者!? vol.1

・1960年代アメリカ映画紹介
①走る若人に悔いはなし

・ヒッピーの遺した名言!
①Power to the People!!!

・ヒッピーだったアーティスト
①当時ヒッピーだった有名アーティスト

・1960年代の黒人さんたちの底力!
①1960年代の黒人公民権運動①Sit in

・1960年代アメリカで活躍していたディーバたち
①改めて、Diana Rossを紹介したい

・ヒッピーの聖地「インド」について
①①インドってどんな国?

・ヒッピーファッションアイテムと言えばこれ!
①Hippie☆style その①

・1960年代にアメリカで起こった歴史的な出来事
①米国混乱の60年代ビッグイベント Vol.1
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公演情報 | 2017/08/19 20:00