【特集:ヒッピーの聖地「インド」について】 インドってどんな国?


9/23 & 9/24
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1960年代のあれこれ!
ヒッピーたちのあれこれ!


本日のテーマは

・ヒッピーの聖地「インド」について

です。


ヒッピーたちの憧れるインドについて書かせていただきます。
皆さんは、インドをどのような国だと思いますか?
私はですね、、、小学生の頃、深夜特急というドラマで何となく海外に興味を持っていたのですがその中でガンジス川を見た時の衝撃が印象的ですね。
川で体を洗う人、食器を洗う人、洗濯する人、牛の水浴び・・・死体を清めるための川でもあり、幼い私は汚い・・・!と感じていたのを覚えています。
川の付近では学校に行かず生活するために同じくらいの年齢の子が一生懸命観光客に高い値段でものを売ったり、自分の生活とは程遠い世界に同じ地球なのかと疑問を抱き絶対に私には行けない場所であり無縁の場所だと感じていました。
しかし、その感情があまりにも強く印象として残りいつしか夢の国というくくりになっていました。大人になった時いつか深夜特急みたいにふらふら自分の足で地球を感じて何も考えず感じたまま旅をして、その空気を感じてみたい、触れてみたいきっかけとなったのがインドです。

ある意味ヒッピーたちと一緒でインドという国にあこがれを持っていました。
では、そこでヒッピーたちはなぜインドに憧れていたのでしょうか?

 ヒッピー文化初期は薬物による高揚や覚醒や悟りから出発し、ヒッピー共同体が発生していました。
若者を中心に爆発的な人気を誇ったビートルズによるインド巡礼やマリファナやLSDを使用した精神解放等により全米・そして世界へとそのムーブメントは広まっていくことになっていったようです。
つまり彼らは、音楽、ドラッグ、禅や道教による心の解放を目指していたそうです。
ヒッピーの求めるものがインドのヒンドゥ教に近かったのと、その時人気絶頂のビートルズがインド巡礼を行ったことによりインドへの考え方が広まった模様です。

そこで気になるのがヒンドゥ教。何がどう近かったのか!?
そもそも、なぜインドからヒンドゥ教につなげたかというと、インドは宗教を中心に回っている国といっても過言ではないからです。
そのためにもまずヒンドゥ教とは何かをざっくり説明させていただきます。

まず、ヒンドゥ教の神様!
多神教であり、特定の開祖をもたず、その起源も明確ではなく、自然に形成されたもので、宗教的な観念や儀礼と融合した社会習慣的性格を多くにもつ・・・らしい。
とーっても砕いて説明すると、ヒンドゥ教の中にもたくさんの宗派があって多くの神様がいる。
イスラム教やユダヤ教、キリスト教は神様は絶対的に1人なのに対して
ヒンドゥー教や仏教はたくさんいる!
そんなイメージでいいと思います。大黒様もヒンドゥ教なんですって!
絶対的神がいるわけではないので宗教戦争には発展しにくく平和的ですね。

そして、ヒンドゥは輪廻転生の思想も持っています。
輪廻はインドにおいてサンサーラと呼ばれています。
サンサーラとは生き物が死して後、生前の行為(カルマ)の結果次の多様な生存となって生まれ変わることです。
インドの思想では、限りなく生と死を繰り返す輪廻の生存を苦と見て、2度と再生を繰り返すことのない解脱(モクシャ)を最高と理想としているそうです。
モクシャとは、かなり簡単に説明するとすべての束縛から解放すること。
生きる苦しみを解き放ち天国に行こうという感じのようです。
モクシャの行為としては、瞑想やヨーガ、呼吸法が代表例のようです。
ヨガはダイエットや健康目的で現代の日本は広まっていますが、もともとは修行だったのですね!
修行というとあまりイメージわかなかったのですが最近の片岡鶴太郎さんを思い出しますね。
この、カルマ・・・輪廻という考え方は現代のインド人の生活の中心でもあります。
葬儀では、ガンジス川のほとりで火葬して、煙とともに魂は天に上るということが儀式です。

ここでガンジス川がやっと出てきました!
なぜ、ガンジス川なのか?普通の川ではないのか...,
もとは天界を流れていた聖なる川が、人々の祈りによって地上を流れるようになり、その巨大さで地上を壊さぬようにシヴァ神が受け止めてくれているとされます。
シヴァ神の頭から水が流れ出る様子が描かれるのはそのためで、ガンジス川自体もガンガーという女神とみなされます。
つまり、川そのものが神!
ガンガーを流れる水は「聖なる水」とされ、沐浴をすればすべての罪を清め、死後の遺灰をガンガーに流せば輪廻からの解脱が得られると信じられています。
沐浴すると、すべての罪を洗い流してくれるガンジス川。
一時期私はFiji留学していたのですがホストファミリーがインド人のヒンドゥ教徒でした。やはり、そこでも死ぬまでにガンジス川に1度はいきたいと夢見ていました。
国外からも信仰で訪れることを夢見ている姿にびっくりした記憶があります。
また、今年ガンジス川にも行ったのですが自分の住んでいる地域から何百キロも離れたガンジス川に何日もかけて歩いて向かう集団にも会いました。
巡礼の儀式でもあるため裸足で向かう人々の足裏は真っ赤で流血しているひとや足を引きずりながら人々と支えあい歩く人々、、身をボロボロにしながらも聖なる川を求め修行のように歩いている人々の姿を見たときガンジス川の偉大さと宗教色を濃く見た瞬間でした。
夢にまで見たインドに行ったのですが仕事の合間のお休み1週間で無謀な計画でほとんど移動という過酷な旅になり、また無計画でインド突入してしまったのでぼったくられたりとインドならではの洗礼も受けました。
けれど、ガンジス川を見たとき、インドに来てよかったと心から思ったことともう一度行きたいという思いが自然と湧き出てきました。
緩やかに流れる時間や、インド人の優しさと鋭さが入り混じり、修行僧が瞑想していたり、熱心なヒンドゥ教の唱えが聞こえてきたり、かと思えば床屋さんが外で営んでいたり、そのすぐそこでは火葬していたり、病院・・マザーテレサハウスがあったり・・・一つの川で生と死が常に身近にあり自分が今ここで生きているんだ!と肌で感じることができるからかもしれません。

ヒッピーたちも今を生きているということを肌身で感じながら自国が戦争であり徴兵され死ぬかもしれないという現実を受け止めなければならない時代でした。

そういう時代だからこそ死ぬこと、生きること、何のために自分たちは生きているのか、と自分と向き合うことが多く自発的に行動に移していく姿が多くみられたのではないでしょうか?





【特集】テーマトーク内容はこちら

・ヒッピーって何?どういう考えを持った人たち?
①ヒッピーって何者!? vol.1

・1960年代アメリカ映画紹介
①走る若人に悔いはなし

・ヒッピーの遺した名言!
①Power to the People!!!

・ヒッピーだったアーティスト
①当時ヒッピーだった有名アーティスト

・1960年代の黒人さんたちの底力!
①1960年代の黒人公民権運動①Sit in

・1960年代アメリカで活躍していたディーバたち
①改めて、Diana Rossを紹介したい

・ヒッピーの聖地「インド」について

・ヒッピーファッションアイテムと言えばこれ!

・1960年代にアメリカで起こった歴史的な出来事
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公演情報 | 2017/08/13 19:00