【特集】 ヒッピーって何者!? vol.1

さて、今回から始まる
テーマトーク。

1960年代のあれこれ!
ヒッピーたちのあれこれ!


本日のテーマは

・ヒッピーって何?どういう考えを持った人たち?

です。


ところで
ヒッピーといえば
どんなイメージを
思い浮かべるでしょうか?

・カラフルでゆったりしたファッション

・長髪で汚らしい格好

・ドラッグや不特定多数の性愛関係などの快楽に溺れ、節操の無い人たち

・自己逃避、モラトリアム

・ラブ&ピース

いろいろなイメージを
抱くかもしれません。

しかしこれらは
あくまで
外的なイメージ。

個人的な見解に過ぎませんが
彼らはひとえに
「人としてどう在るべきか」
「人間としてどう生きるか」

を追求し続けた文明人

彼らの生き方や姿勢を
知れば知るほど

現代の我々にも
多くのヒントや気付きを
与えてくれるもの
じゃないのかな?
と思って見ています。

今回は導入として
ヒッピーとはなんぞや?
の部分を
ザックリですが
紹介したいと思います。


の前に…

そもそもヒッピーって
どういう意味?


ヒッピーの語源は
黒人さんたちの言葉の

”Hip”

からきていると
言われています。

Hipは今で言う
Coolに近い言葉で

”イケてる”

という感じの意味です。

もう少し掘り下げると

hip
(自分を)熱狂させる

みたいな意味があり

つまり

[意味]
お前のそれは
オレを熱狂させる!

[口語]
イケてる!

になったとかなんとか。

で、hipが
人を表す表現になり
Hippie となったそう。

彼らの本格的出現は
1960年代アメリカでのこと。

第2次世界大戦が
終わったのが1945年。

まだまだ若かった
アメリカという国は
第2次世界大戦後
軍事、経済、技術で
世界トップクラスに
急成長しました。

多くの一般家庭が
テレビや冷蔵庫
車を持つようになり
※この辺は、日本も同じですね、笑。

1950年代の
アメリカの歴史は
振り返ってみた時に

1940年代や60年代と比べ
輝かしい時代とも
いわれています。

しかし実は
1960年代への布石が
コツコツと敷かれていたのも
1950年代でした。

近代化に伴い
法律や
社会的ルールが
かっちりし始め

白人男性以外の
社会的権力を持たない層が
自由を求めて
じわじわと主張を開始

かと思いきや

アメリカ国外では
ソ連との関係性の悪化。

そして、1960年代へ。

1960年代になると
第2次世界大戦を知らない
戦後生まれの若者が
思春期に突入し始めました。

彼らはテレビや
メディアや通信のお陰で

彼らの親世代の若い時代より
たくさんの物事を吸収し
同時に疑うことも
知っていました。
※この辺は現代でも同じですね、笑

見ていることは本当か
知っていることは本物か

そして1964年。

ベトナム戦争が勃発。

国の18~35歳の男子は
徴兵義務が課せられ

黒人たちは
公民権を求め
本格的に暴動を
起こし始めました。

全員が全員
そんな世の中が
イヤになったのかは
さておいて

同じくらいのタイミングに

サンフランシスコや
ロサンゼルス郊外で
文明を捨てて暮らす人が
集まり始めたようです。

どうやら
はっきりした始まりはなく

気付いたら
そういう人たちが居て!

気付いたら
集落になってた!

みたいなザックリ感。。。

それがヒッピーの始まり。


ベトナム戦争や公民権運動
学生運動とのリンクから

反戦や徴兵義務の放棄など
反社会的な行動が
取り上げられやすいですが

本当に彼らが目指したのは

”Back to Nature”

周りの環境や
自然を受け入れ
自然と共に
自分らしく生きること。

人間の文明発展の
歴史に対して
原点回帰でした。

・必要最低限以上の物を持たない

・自分を受け入れ、他人を否定しない

・自然なものを食べ、自然と共に暮らす


つまり

・シンプルライフ

・自分を好きになる

・生きやすい生き方を選び、身体に良いものを食べる



・・・・・・・ん?


これって現代にある
生き方のノウハウや
自己啓発と変わらない
価値観では?!と。

この頃の文化は
”カウンターカルチャー”
([それまでの文化に]対抗する文化)
と名づけられました。

他人を否定しない
という考えでしたが

無差別殺人
=非人道的な行為
という意味で

戦争や人種差別に
反対を表明していました。

自己の追求のために
ドラッグを使用し

未開のアジアや
第三世界への憧れを抱き
没頭し

俗世を捨てて
自由に放浪し

人類レベルの愛と謳い
不特定多数の
性愛関係を持ち

といった

現代のモラルでは
受け入れがたい感覚の
行動を取っていたため

反社会的なイメージが
先走りかもしれませんが

じわじわ
人間の本質を突いてくる
ヒッピーの人たちの考え方。

今(に限らずですが)流行の
自己啓発や精神哲学の
始まりのような彼らの存在。


次回は彼らが目指した
”自己のあり方”
について
書こうと思います。

それでは
次回のテーマトークも
どうぞお楽しみに!


9/23 & 9/24
第8回公演 HAIR!

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【特集】テーマトーク内容はこちら

・ヒッピーって何?どういう考えを持った人たち?

・1960年代アメリカ映画紹介

・ヒッピーの遺した名言!

・ヒッピーだったアーティスト

・1960年代の黒人さんたちの底力!

・1960年代アメリカで活躍していたディーバたち

・ヒッピーの聖地「インド」について

・ヒッピーファッションアイテムと言えばこれ!

・1960年代にアメリカで起こった歴史的な出来事

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公演情報 | 2017/08/02 23:30