離見の見!あなたの後姿は、美しいものですか?

自分の姿を左右前後から
よくよく見なければならない。

といった考えを提示していたのが
能の世界を確立した世阿弥です。


先日の稽古では
大きな鏡のある部屋で
今月末参加するイベントの
ダンス強化練をしました。

「鏡を見る」という行為。

皆さんにはどのような
イメージがありますか?

最近話題の美女と野獣でも
ナルシストの塊のようなキャラ
ガストンが鏡の中の自分に
うっとりしながら
台詞を言うシーンがあったりと

演劇的な意味としては
少しナルシシズムを助長する
小道具の一つであり
それをする行為となると
自己愛をにおわす
行動かもしれません。


かくいう私自身
数年前まで
鏡を見る行為が
とても苦手でした。

ナルシシズムを
嫌ってとかではありません。

単に嫌なんです。
自分の顔を見るのが。

しかしダンスに向き合うようになって
初めて気が付きました。

「うわ、こんな汚い動きをしてたんだ」

という現実に。。。

そして

「自分でも汚いって思う動きを、平気でお客さんに見せてたんだ…」

という事実に。。。


今まで見るのがイヤという
個人の浅はかな好き嫌いで
見ることを避けていた鏡ですが

良い所だけではなく
悪い所もみようとしなかった。

つまり

鏡を見て我が身の醜さを
振り返らないことすら
ナルシシズムに繋がっていた
といっても過言ではないですね。


第三者に観せた結果
その人がどう評価するかまで
決めることはできませんが

誰かに観て頂くこと前提で
何かをする場合
「離見の見(客席で見ている観客の目で自分をみなさい)」
という客観的な観点
非常に大事なのではないかと思います。

悪いとこをを冷静に受け止めて
改善してこそ上手くなると信じ
これからも精進していきます。



さて、テーマトークの【入団のきっかけ・英語劇をしている理由】ですが…

入団のきっかけを思い起こしてみれば、
そういえば 実は、私が入団をしたのは、
英語劇団alphabet city!が設立する前の、project5256という時代だったなぁ、、と思い出しました。
私はまだ20歳にもなっていない学生でした。

私の地元には、私が学生時にはミュージカルという文化がほぼ皆無で、なにそれ?という感じでした。ミュージカルという言葉も知らず、あぁ、ディズニーのアニメーション映画のあれか、といった感じです。

しかし高校時、合唱部の定期演奏会で『シカゴ』のミュージカルを観て以来、そのきらきらしたまばゆい舞台の上の、実に人間味を帯びたもやもやした感情の混ざりにひどく惹かれ、いつか私もやってみたいなぁと感じるようになりました。

大学選びも、実は、授業でミュージカルが演れるという理由だけで選びました、笑。
入学後もなかなか入団まで勇気が出なかったんですが、わたしが1番大好きな作品でアンサンブルを募集しているチラシを見たときに、今しかない!と、気づいたら問い合わせておりました。

英語で演劇なんてやったことがなく、
英語は好きだけど、発音に自信もなく、
演じることに苦手・不得意意識さえもち、
ダンスも幼少時に半年やってた程度、
歌なんて、どうやって歌声を出すのかすらわかりませんでした。

でも、とにかくその作品が好きで、ミュージカルが好きで、やってみたい憧れもあって…という動機だけで、入団していました。

でも、その好きっていう気持ちがあったから、
入団してからはどんどん楽しくなっていきました。

悶々と、
どういうキャラクターなのかな?
ここはこういうふうにしていいのかな?
キャラの方向性が見えないな…
もっと歌えるようになりたい、こういう動きができるようになりたい
など、悩む時期もたくさんあります。
体当たりしてみて、だめかぁ〜ってなるときもあります。
でも、それも含めて、好きだから楽しい。そういうふうに、悶々としながら、ぶつかりながら、好きなことにとことん向き合っている時間が、1番楽しい。

これが、今でも続けている理由です。


ミュージカル、好きだなぁ。
何もやったことないけど、ミュージカルに憧れがあるなぁ。
楽しそうだなぁ。
と、感じた方は、人生いつでも、楽しいことを始めるのに遅すぎることはありません。

是非、とことん、遊んでみませんか?
わたしたちも、本気で遊べる仲間が、もっと欲しいです♪
楽しいですよー!笑

気軽に、お問い合わせくださいね♪


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