具体的であることのメリット

また一週間が過ぎ
今日も週一の合同稽古の日が来ました。


最近、
「才能」という言葉について
考えをめぐらせてみました。


その前に少し
有名な話を。

ちょっとこれを見てみてください。











野球のイチロー選手と
ゴルフの石川選手
そしてサッカーの本田選手

世界規模で活躍する
この3選手ですが

なぜこの3選手が
夢を自分のものにできたのか。


答えはこの3人が子供時代に書いた
自分の「夢」についての
作文に共通して言える
ある「思考」にあるそうです。


それは3人とも
「夢」という名の抽象的なものに対し
「どうしたら近づくのか」という分析と
「絶対かなえてやる」という”意志(自信)”を
公言している(言い切っている)という点です。


この話を聞いたときに

このプロセスは
表現の世界に共通する
大事な思考だと思いました。


「歌を歌えるようになりたい・うまくなりたい」
「この役をうまく作りたい」
「お客さんにダンスうまいって言ってもらいたい」

こういう考えをぼんやり抱いているうちは

「歌を歌えるようになりたい・うまくなりたい」
と思っている状態

「この役をうまく作りたい」
と思っている状態

「お客さんにダンスうまいって言ってもらいたい」
と思っている状態


が続くだけで、実質何も変わらない。



ようするに
「じゃあそうなるためにはどうするか」
「いつまでに何をしなければいけないか」
を考えて実践していくことが必要であり

その過程を通ることで

「知らないうちになりたい自分になっている」
という結果が出るということ。


理屈は同じなのだと
はっとしました。




JRRトールキンの
「指輪物語」の一説に
こういったセリフがあります。

Frodo: I wish the ring had never come to me. I wish none of this had happened.
Gandalf: So do all who live to see such times. But that is not for them to decide.
     All we have to decide is what to do with the time that is given to us.

説明すると

思いがけぬ自分の人生の展開に後悔し嘆いてばかりの主人公に対し
「人生いつでも悪いことが起こるとそういう考え方をしてしまうものだが
 それでは何も現状が変わらないままの状態が続くだけ。
 大事なのは“与えられた時間に何をすべきか”を決める(取捨選択)ことである」




「具体的に考えて
 ときに立ち止り、ときに振り返り
 試行錯誤を繰り返しながらも前に動く」
って大事なのかなぁと、
久々に考えたのでした。



さてと暑いですが
あとちょっとの夏を
セミたちのように限られた時間を
精一杯いきましょうかね。


熱射病患者が
後を絶たないそうですが
皆さんもどうぞご自愛ください。




今日はこの辺で。
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稽古場日誌 と テーマトーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/08/26 08:29
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